救命講習を受講しました。

1月24日(金)の午後、練馬の測量組合主催の救命講習を受講しました。東京消防庁、東京防災救急協会の方々が指導してくれました。主に人形を使っての胸骨圧迫という心肺蘇生の方法でした。両手を重ね合わせて胸骨の上から力強く、1分間に100回のテンポで圧迫するのですが、けっこう体力を必要とします。また、マウスピースを使用した人工呼吸の方法、AEDの使い方なども教わりました。普段まったく縁のない事でしたが、受講してみて人形とはいえ大変貴重な体験をする事が出来ました。しかし、くしくもその6日後に救急を必要とする場面に遭遇しました。横断歩道に年配の女性が倒れていたのです。すでに周囲には2,3人の人が居りましたが、手当らしい事はしておりませんでした。車を止め、駆けつけるべきだと思いましたが、そんな勇気もなく……後ろ髪を引かれる思いで通り過ぎてしまいました。とても複雑な思いでした。もし、失敗して大変な事になってしまったらという思いが大きかったため折角の受講も役立たせる事が出来なかったのです。そんななか、過日、東京消防庁から「救命技能認定証」が届けられました。改めて身の引き締まる思いがいたしました。今度こそ認定証に恥じぬよう勇気を出して……と心の奥で強く思いました。    以上が救命技能認定証をいただいた者としての反省と今後の心構えです。